舞鶴の人たちが何を言っているのか、
ようやく聞き取れるようになったんだ。
だから、一日中ひたすら人と
話したくなった。歴史や数学の授業中も、その秘密を勉強していた。クラスメートと話をする時も、その秘密に集中した。
そして、先生や教科書はもう
必要ないことに気づいた。
学んでいることの80%は本ではなく、
リアルな人から得ていたんだ。
残りの20%はフラッシュカードから
学んだ。この秘密の戦略を使って
勉強していくうちに、舞鶴で友達も
何人かできた。プログラムが
終わってからも、カリフォルニアの大学でたくさんの日本人と出会った。
カリフォルニアでも日本語を話し続けて、本当にいい友達を作った。勉強しているという感覚は全くなくて、ただ話をして、
友達と楽しんでいたんだ。卒業後は、
日本で子供たちに英語を教えていた。
その会社が教えてくれた英語の教え方は、根本的に間違っていると感じた。教科書、読解、作文、ゆっくり話す先生…僕は、
舞鶴で学んだ秘密を生徒たちに教えることができるのではないかと思ったんだ。
それで、僕の3ステップシステムを
開発したんだ。
文法より味
仙人より千人
教科書より単語帳
マネージャーから、新しい方法を試す許可をもらった。すると、子供たちが話す
英語がカリフォルニア人のように
聞こえ始めたんだ!これによって、
僕のシステムをすべての日本人に
提供したいと思ったんだ。